帝国データバンクは、2007年7月の景気動向調査の結果を発表した。
調査によると、景気動向DIは前月比0.5ポイント減の42.7となり、4ヵ月連続の悪化。43ポイントを割ったのは、2005年2月(41.9)以来29ヵ月ぶり。10業界中「不動産」が横ばいだったほかはすべて悪化した。
同社は悪化の原因として、原油価格が市場最高水準まで上昇したことによって幅広い業界で収益悪化への懸念が高まったことと、米の住宅ローン問題が深刻化し米株式市場の急落の影響が欧州や日本の株式市場にも波及したことなどを挙げている。
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