リンナイ(名古屋市)の電気とガスを組み合わせた北海道向け家庭用ハイブリッド給湯・暖房システムが、「平成26年度北国の省エネ・新エネ大賞(北海道経済産業局長表彰)」の開発・製造部門を受賞した。
同社が開発したハイブリッド給湯・暖房システムは、暖房性能との快適さと省エネ性、環境性に優れている点が評価された。北海道では、給湯と暖房の利用で家庭全体のエネルギー消費の7割以上を占める。エネルギー源のほとんどを灯油に頼り、石油給湯暖房機が普及している。省エネ機器として、ヒートポンプ温水暖房機やガス潜熱回収型給湯暖房用熱源機が開発されているが、これまで厳冬期の加熱能力低下や高い光熱費が課題となり、普及していなかった。
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