東日本不動産流通機構は、首都圏における今年4〜6月の不動産流通市場の動向を発表した。
それによると、戸建て住宅成約件数は前年同期比13.7%減の3502件で、2期連続で前年同期を下回った。すべての都県・地域で前年同期を下回り、特に神奈川県は2割以上減少した。
一方、新規登録件数は2万9136件と、前年同期を2割上回った。このうち新築戸建て住宅は同28.6%増の1万5317件、中古戸建て住宅は同11.8%増の1万3819件。
成約物件価格は同8.9%上昇の3577万円、前期比でも0.8%の上昇となり、4期連続の上昇となった。価格帯別では3000万円超5000万円以下の比率が前期比38.5%から36.4%に減少する反面、5000万円超7000万円以下の比率が拡大(同10.1%から11.4%)した。
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