国土交通省が11月26日発表した不動産価格指数(住宅)の8月分速報値は、全国の住宅総合が、前年同月比2.1%減の91.6だった。前年同月比ではマイナスが続いているが5月以降、上昇傾向を維持している。更地・建物付土地は同3.9%減の87.2、マンションは同7.4%増の119.4だった。
都市圏別では、名古屋圏の住宅総合が、前年同月比5.1%増の95.4と好調。なかでも建物付土地が同5.6%増の94.2と全体をけん引した。南関東圏では、住宅総合は同0.7%減の96.7とほぼ横ばいだったが、マンションだけを見ると同7.9%増の116.8と伸びが目立つ。京阪神圏では、住宅総合は同2.2%減の91.7と振るわなかったが、マンションは同8.3%増の118.6と大きく上昇した。
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