エコプロダクツ大賞推進協議会(東京都台東区)は、「第11回エコプロダクツ大賞」の経済産業大臣賞、国土交通大臣賞、環境大臣賞などを発表した。
同賞は、環境負荷の低減に配慮した製品やサービスをエコプロダクツとして表彰するもの。需要側にエコプロダクツの情報を伝えるとともに、取り組みを支援し、日本でのエコプロダクツの普及を図ることを目的としている。今回は、「エコプロダクツ部門」73件、「エコサービス部門」15件の88件の応募があった。
今回、LIXIL(東京都千代田区)は「エコプロダクツ部門」で、高効率・熱交換換気ユニット「エコエア 90」と一部屋単位からのエコリフォームを可能とする工法「ココエコ」が「エコプロダクツ大賞推進協議会会長賞」を受賞した。「エコエア 90」は、室外へ排気する室内空気の熱を活用し、暖房で温められた室内に、外気を室内の温度に近づけて取り込むことが可能。「ココエコ」は、一部屋単位から既存の窓や壁、床の上から内窓や断熱パネルを取り付け、最短1日で断熱性を高める工法。
「エコサービス部門」では、城南建設(神奈川県相模原市)が、エコサービス部門審査委員長特別賞を受賞。同社は、木造軸組工法を採用した戸建て住宅の供給で、国産木材を積極的に使用することで森林循環活動を促進し、地球温暖化の防止に取り組んでいる。
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