リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)は、注文住宅の建築者・検討者を対象に、「2014年注文住宅動向・トレンド調査」を実施した。
建築者の建築費用は平均2804万円と対前年比で127万円上昇した。3000万円以上の割合は36.3%と5.1ポイント上昇した。回答者のうち、増税前契約者の比率は84.5%で、増税前契約者の建築費用は平均2843万円と、増税後契約者に比べて、248万円高かった。
検討者のうち、一住居に二世帯以上の複数世帯で住まう多世帯住宅の検討割合は23.4%。 実際に多世帯住宅を建てた建築者のうち、「住居費や生活費が削減できた」子世帯は38.6%に上り、住居費の削減効果が高く、平均で2万9000円であった。
エネルギー収支がゼロとなるネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを表す「ZEH」の認知度は49.1%と高く、住宅の省エネに対する関心の高さがうかがえる結果となった。
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