全国宅地建物取引業協会連合会が発表した、「不動産の日アンケート」の結果によると、住居選びの際の物件情報の入手ルートでもっとも多かったのは「不動産情報紙」(43.9%)で、続いて「新聞折込チラシ」(42.1%)、「不動産情報サイト」(31.9%)だった。
調査は、6月6日〜7日に全国各地に住む男女1030人に対して、今後の不動産市場について聞いたもの。
「いま不動産は買い時だと思うか」の問いに対しては、半数以上が「わからない」と回答。「買い時」「買い時でない」と回答したのはそれぞれ26.8%と21.7%と拮抗。
「買い時」の回答理由には「住宅ローンの金利が上昇しそう」がもっとも多く33.7%、次いで「今後地価が上昇」(33%)だった。逆に「買い時でない」との回答理由では、「景気回復の実感がないから」に回答が集中し、62.8%だった。
また、「持ち家派か賃貸派か」との問いには81.7%が「持ち家派」と回答し、その理由としてもっとも多かったのは「家賃を払い続けることが無駄に思えるから」の66.9%、次いで「落ち着きたいから」(47.4%)、「持ち家を資産として考えているから」(39.4%)が続いた。
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