ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)は、安成工務店(山口県下関市)との事業提携で全国展開する戸建て賃貸ネットワーク「ウィルスタイル」において、主力の「ユニキューブ」を始め、「エコパティオ」、「ユニフォート」、「D-single」の4ラインで、2020年までに予定されている省エネ基準適合義務化に対応する新商品の販売を11月下旬より開始する。
現在、国は2020年までに全部の建物に省エネ基準への適合義務化を予定している。賃貸住宅においては、性能対応によるコストアップが利回りの低下に直結してしまうため、対応が進んでいないというのが実状だ。
同社では2020年には建築が許可されなくなる建物を移行期間とはいえ供給することに疑問を感じていた。デコスドライ工法を標準採用していたことで、わずかなコストアップで、省エネ基準適合義務化に対応する新商品の発売が可能であったとしている。
標準価格は、戸建て賃貸住宅「ユニキューブ」で税別で790万円から。
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