都市みらい推進機構(東京都文京区)はこのほど、地域活性化につながる土地活用・維持管理の成功モデルとなる事例を募集する「平成26年度土地活用モデル大賞」において受賞プロジェクトを選定した。
国土交通大臣賞は滋賀県大津市の「区画整理との一体的施行による大津駅西地区第一種市街地再開発事業」、都市みらい推進機構理事長賞は東京都練馬区の「練馬駅北口区有地活用事業(coconeri)」。
住宅関連では、神奈川県相模原市で開発・分譲が進められている住商一体型のスマートコミュニティ「スマ・エコ シティ相模原 光が丘エコタウン」(開発・販売:大和ハウス工業)が審査委員長賞に選ばれた。
「スマ・エコ シティ相模原 光が丘エコタウン」は、県の「かながわスマートエネルギー計画」に対応するまちづくり事業としてスタート。全127戸に家庭用リチウムイオン蓄電池(6.2kWh)、HEMS、太陽光発電システム、電気自動車用コンセントを導入し、街区にはパッシブデザインを採用。
また、スーパーマーケットや住民のための共用施設(光が丘ふれあいセンター)、街区公園などを一体整備することで生活支援機能をもつスマートコミュニティの実現をめざしている。
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