不動産総合情報サービスのアットホームは、2007年3月期の売物件の物件登録数・登録価格、および成約数・成約価格について公表した。
それによると、新築の戸建ての登録数は前年同月比5ヵ月連続で減少し、成約数も同12ヵ月連続のマイナスだった。
また、新築戸建て成約価格は首都圏平均1戸あたり3657万円で、前年同月比5.3%上昇し9ヵ月連続のプラスになった。
低額物件の不振が目立つなか、4000万円以上の物件は好調。ユーザーの物件を選別する目が厳しくなり、より質の高いものを求めるようになったことが背景にあるようだ。
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