京都市と京都橘大学(京都府京都市)は来年4月から、地域活性化をめざして伏見区の市営住宅「醍醐中山団地」の空き住戸を利用する取り組みを始める。
大学が窓口となって学生(留学生を含む)を募集し、公営住宅の空き住戸8室にルームシェア形式での居住をすすめるもの。
団地内には地域と連携する拠点「地域連携センター」の分室を大学が設置・運営。学生は住民として地域活動に参加し、地域連携センター分室を通じて子育て世帯や高齢者の支援を行う。
今回利用予定の空き住戸は、若年夫婦+その親である高齢者で構成される2世帯向けの「親子ペア住宅」8室。狭い居室には1人、広い居室には2人でルームシェアを行うという。
大学は今年11月にも改修工事に着手、来年4月から学生の入居と地域連携センター分室の運営を始める。
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