リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)は、「『住まいの買いどき感』調査(2014年9月度)」を実施した。
住まいの購入や住み替えの検討の有無を問わず、一般生活者の中で、今が「住まいの買いどき」と感じている人の割合は、前回6月の調査では、5四半期ぶりに上昇に転じたが、今回は前回と同水準の16.4%と横ばいであった。住まいの購入や住み替えを検討している人では、前回調査よりも1.6ポイント上昇。5四半期ぶりに上昇に転じた。
買いどきと感じる理由として、「今後、消費税率の引き上げがあるから」、「今のほうが住宅ローン減税など税制優遇のメリットがあるから」、「お金が借りやすいから」を回答する人が増えている。買いどきと感じない理由では、前回調査と上位5項目は変わっておらず、「先行きの不透明感がまだ強いから」が1位で、21.4%とほぼ横ばいとなった。
買いどきと感じている人のなかで、なんらかの検討行動をとった人の割合は6月、9月と2四半期連続で減少、42.7%だった。
同調査は、住宅購入や住み替えを検討している人と検討していない人を問わず、20代から70代の男女を対象に、今が住宅の購入や建築、リフォームなどの買いどきだと感じているかどうか実態を把握するため、3カ月ごとに7大都市圏を対象に定期的に行っているもの。
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