住環境ネットワーク情報センター(東京都・内堀幸雄社長)は6月23日、東京・永田町のキャピトル東急ホテルで全国大会を開催した。
同社は、全国37社の「支部」建材店を通じて1200社の工務店に住宅づくりに関わる様々な支援サービスを提供している。現在の支援メニューは大きく(1)会計強化(2)人材育成(3)営業強化(4)販売促進(5)技術革新(6)情報基盤整備(ホームページ)(7)信用補完(保証)(8)グローバル化(輸出入支援)の8つ。
大会ではまず、「よりよい日本の住環境を地域のつくり手と創造する」という同社の理念を、工務店×建材店×メーカーの「三位一体」で実現していきたいといった今後の方向性や中期の経営方針が示された。 注目は建材店の店舗開発支援。建材店が集客の場としてショップやカフェをオープンし、集客した住まい手を取引工務店とマッチングさせる動きがみられることから、同社でも支部建材店の店舗開発を支援していく。
続いて、事例報告として、富山県の支部建材店ヤマイチ㈱の廣瀬貴志社長が、先ごろ同社のサポートを受けてオープンしたショップ開設の取り組みを中心に報告。最後に、創業1400年という建設会社㈱金剛組の金剛正和社長が基調講演を行った。
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