LIXIL(東京都千代田区)は、関連会社のGROHE Group S.a.rl(グローエグループ、ルクセンブルグ)と共同で合弁会社を新設、Distribution and Warehousing Network Limited(略称DAWN、ヨハネスブルグ)の子会社で、水栓金具や衛生陶器等の製品の製造・販売を手掛けるGROHE DAWN WaterTech Holdings Pty Ltd.(ヨハネスブルグ)の株式の51%を10月31日に取得完了した。
同社グループは「住生活産業におけるグローバルリーダーとなる」という経営方針を掲げ、世界規模での事業拡大を図っている。これまでも、中国、イタリア、アメリカの企業の株式を取得、2014年には、日本政策投資銀行(東京都千代田区)との共同投資で、GROHEの発行済み株式の87.5%を取得し、持分法適用関連会社としていた。
同社グループは今回の株式取得で、南アフリカでの生産設備を確保するとともに、DAWNのネットワークを活用し、アフリカ市場での更なる展開を目指すとしている。
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