NPO法人の環境共棲住宅「地球の会」(大阪府吹田市)は、独自のCO2固定量認証制度を5月から開始する。国産材利用のメリットなどを一般ユーザーなどに知ってもらい、積極的な利用を呼びかけていく。
認証の対象は、制度に参加する会員工務店が建てる住宅で、家全体または構造材に国産材を60%以上使用していることが条件。会員工務店が申請し、製材・プレカット会社による木材の出荷証明をもとに、同会事務局が一般的な計算式に基づきCO2固定量を算定。認証書や認証カードなどを発行する。
一般ユーザーは、認証カードを制度に協賛する企業や施設で提示すると割引などの特典が受けられるようにする。同会では協賛企業・施設を募集している。
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