フランスのサンゴバンとフランス国立科学研究センター(CNRS)は、国際共同研究ユニット(UMI―LINK)をつくば市にある独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS、茨城県つくば市)に設置し、研究開発活動を開始した。日仏間の材料科学、材料工学の交流や融合の実現を目指すもの。10月28日の記念式典には、ティエリ・ダナ在日フランス大使も出席した。
同ユニットでは、新しいナノ構造を持った物質についての物理的、化学的な性質の解明という学術的研究やナノ構造を産業社会で活用するための探索的な応用研究が進められていく。
今後、日仏関係や科学技術のグローバルな発展を目指すとともに、サンゴバン、CNRS、NIMS の3者による取り組みを継続することで、社会に大きな利益をもたらせるよう、研究開発を加速していくとしている。
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