三多摩建設業連合会(東京都小金井市)は、11月4日に東京・立川市で、東日本建設業保証(東京都中央区)、ヒューマンリソシア(東京都新宿区)と共同で、若年者の建設業への入職促進を目的とし、『街づくりの担い手発掘プロジェクト』と題した就職イベントを開催する。
同イベントでは、若者の採用に苦慮する建設業の中小企業20社が出展し、合同企業説明会を行う。メンバーの一人が広島大学建築学部卒と建設業にゆかりのある人気芸能人のアンガールズを招いたトークショーも開催。「建設業の役割と現状」、「建設業の多彩な業種と社会的意義」、「東日本大震災で復興活動をした建設業者の声」などをを訴求していく。同連合会が起点となって行う初の就職イベントで、共催する東日本建設業保証は、公共工事の前払金保証事業等で建設産業をサポート、ヒューマンリソシアは、総合人材サービス企業。来春の就職を希望する大学生、専門学生を中心に200人の参加を見込んでいる。
建設業では、55歳以上の就業者の割合が3人に1人と他の産業に比べても高い。東日本大震災の復興事業、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けてのインフラ整備等で建設業における人材ニーズが急増しており、若い人材の確保が急務となっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。