一般社団法人日本空き家管理協会(京都市)は、日本の放置空き家をゼロにすることを目標に空き家問題に取り組むため、全国の空き家管理事業者を対象に、同協会の理念と趣旨に賛同する会員の募集を開始した。
同協会では、47都道府県全てに会員を設置することを目標としている。10月24日から11月9日まで、正会員の申込みに対して、各都道府県先着2社を対象に、入会費6万円を無料とするキャンペーンを実施する。会員種別には、正会員、準会員、賛助会員があり、入会には審査がある。
同協会は、2013年8月に任意団体・日本空き家管理協会として発足、今年5月に一般社団法人となった。空き家問題では、所有者や家族は空き家から離れた地域に居住していることが多く、地方自治体等への相談が難しいとされている。現状、空き家管理の事業内容には、事業者によってばらつきがあり、事業品質の均一化にも努めたいとしている。
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