都市再生機構(横浜市)は、地域で医療福祉拠点の整備を進めていく。団地の高齢化が社会問題となるなか、自治体とも連携して団地内だけでなく地域の高齢者が安心して住み続けられるようなコミュニティづくりを進めていく。首都圏、近畿圏、愛知、福岡の23団地で先行して進めていく。
あわせて、健康寿命サポート住宅も推進していく。介護の前の健康寿命をどう長くするか、という問題意識で高齢者が暮らしやすい住まいづくりの取り組みを強化する。
高齢者は住宅内での事故などから虚弱化が進み、介護状態になるケースも少なくない。すまいに体を合わせることで、不便を我慢しているのが現状。こうした問題を解決するために、健康でいられる住宅を整備する。屋内事故を防止する住宅改修と、屋外での活動を促すプログラムの開発や環境の整備を合わせて進めていく。
豊島五丁目、千葉幸町のUR団地で先行実施する。
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