積水化学工業住宅カンパニーが2010年の1年間にセキスイハイムに入居した施主を対象に行ったアンケート調査によると、太陽光発電システムの搭載により光熱費ゼロとなった住宅は全体の73%にのぼり、前年2009年の20%と比べ大きく飛躍したことがわかった 。
合計1142世帯から得た回答結果によると、2010年の平均PV搭載量は4・4kWで、全体の70%を余剰電力として売電し、年間の光熱費収支で平均5万7000円のプラスとなった。
同社では、昨今の住宅躯体の断熱気密化、高効率設備の普及に加え、国の余剰電力買取制度の開始により太陽光発電システムの搭載が大容量化したことが大きな要因としている。