旭硝子は3月14日、東日本大震災の影響を発表した。
鹿島工場(茨城県神栖市)で建築用フロート板ガラス生産設備の一部が損傷、再開まで約1カ月を要する見込みという。
建築用加工ガラスを生産する東北・北関東の一部拠点でも、従業員が出社不能、設備の損傷、原材料の板ガラスの破損などの理由で生産を停止。現時点で生産再開の見通しは立っていない。
建築用ガラスの出荷見通しについては、鹿島工場の生産再開までの間、供給に支障をきたさないよう、在庫とグループ内の他拠点からの出荷による対応に努める、としている。
発表資料⇒ http://www.agc.com/news/2011/0314.pdf