国産材品質表示推進協議会SSDプロジェクト(大阪府大阪市)は、今秋より日本農林規格(JAS)機械等級区分製材認証制度に即した品質保証供給事業として、熊本県上球磨地域産の球磨杉を「Jポスト(柱材)」「Jビーム(梁桁材)」と名付け、供給開始する。
同協議会では、これまで希少であった国産JAS機械等級区分製材品を、川上から川下まで一気通貫の供給システムを構築し、新規製造法の開発を行ったことで、現実的な取引価格で供給することを実現した。Jビームの製造法として開発した丸太状熱処理と芯去り製材手法は、今後の森林の高齢化により大径木へと成長する杉や桧の活用方法を提示するものとしている。
今回の同製品の供給開始に伴い、「自然素材の住宅セミナー」を10月23日に工務店やビルダーを対象に開催、記念講演会を11月6日に催す。
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