デンソー、家電を自動制御できるＨＥＭＳを開発

　デンソー（愛知県刈谷市）は、一般家電と連携できるＨＥＭＳの新モデルを開発した。シンプルで使いやすい操作性や同社オリジナルの自動エネルギーマネジメント機能が特徴。１１月から販売する。出荷予定は２０１５年１月。

　新製品は、エコキュートなどのデンソー製品との連携に加え、エコーネット・ライト対応のエアコンなど各家電メーカーの製品とも接続ができるよう汎用性を高めた。接続した機器は、ユーザーが保有するタブレット端末から操作を行うことができる。

新製品「ナビエ」画面イメージ

　電力ピークカット機能を搭載しており、あらかじめユーザーが設定した電力量を超えそうな時、ユーザーが選択した順番で機器の電源を自動で切ることができる。蓄電池と組み合わせて使うことで、翌日の天気予報に基づき太陽光の発電量を予測し、蓄電池へ貯める最適な蓄電量を計算し蓄電することもできる。