大阪ガスと積水ハウスは共同で、省エネと快適性を両立させる次世代型住宅「スマートハウス」の実現に向け、3年間の居住実験を開始する。自動車も含めた居住者によるCO2排出量を、差し引きゼロにすることを目指す。
実験に使うスマートハウスは、固定酸化物形の燃料電池(SOFC)を使った家庭用コージェネレーションシステムと太陽光発電による「ダブル発電」に、蓄電池を組み合わせた住宅。情報技術により、エネルギー利用の最適化を図る。
LED照明や自動で通風・採光を調整する制御装置などを搭載し、電気自動車も加えた一連のシステムとして、「HEMS」と呼ばれる制御装置を使ってエネルギー使用を一元的に管理する。HEMSによる省エネアドバイスなどで、エネルギー使用量を削減する。
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