ミサワホーム(東京都新宿区)は、木質系の企画住宅ブランド「スマート・スタイル」シリーズで、ゼロ・エネルギー基準に対応する「S」を10月10日に発売する。従来商品と同価格帯に抑えながら、断熱性能の向上や太陽光発電システムの標準化を実現した。
UA値(外皮平均熱貫流率)は0.6W/m2Kと、躯体の断熱性能を向上させた上で、外皮面積を小さくして熱損失を抑える工夫などで省エネ性能を高めた。屋根面積を大きくとることで、大容量の太陽光発電システムを搭載可能とした。
また、今回の発売を機に、10kW以上の太陽光発電システムを設置し全量売電方式を選択する顧客向けに同社が実施している、一般電気事業者に比べて高い価格で電力を買い取るサービスを、10月からは余剰電力を売電する顧客向けにも対象を広げる。
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