東芝(東京都港区)は、住宅のスマート化などホームソリューション事業の拡大に向け、体験型展示・実証施設を同社の東京・府中事業所の敷地内に開設した。住宅会社やデベロッパー向けのショールームとして活用するほか、新商品・サービスの開発を加速させるための実証実験棟として活用する。
エネルギー、快適、ヘルスケアの関する既存商品・サービスのほか、開発中の技術も取り込んで提案していく。
太陽光発電は20kWを搭載。定置用蓄電池(6.6kWh)の蓄電池、エネファームを装備し、ゼロ・エネルギー化を実現している。エコキュートも取り付けられており、電力・ガスそれぞれのエネルギーでの省エネ化に向けた実証を行っていく。
近未来の技術として、人感センサーや装着型(ウェアラブル)センサーなどと連動して空調や開口部を調節する制御システムや、ヘルスケア分野の提案として、洗面台のミラーを使った健康管理のデモンストレーションなども盛り込んだ。
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