ジャパンホームシールド(東京都墨田区)は、新サービス「ハウスオーナーズクラブ住生活サポートサービス」を10月1日より提供開始することを発表した。戸建て住宅のオーナーを対象とした総合的な住宅サポートサービス。「住宅点検サービス」、「住まいの設備トラブル・緊急サポート」、「お手伝いサービス」、「災害対応見舞金」、「クラブオフ優待特典サービス」の5つのサービスからなる。
「住宅点検サービス」は、5年に1度の住まいの総点検サービス。約270人在籍するという同社の技師が対応する。国土交通省のインスペクションガイドラインを参考にし、長期優良住宅の認定住宅に必要な点検にも対応する。希望すれば有償で随時点検を受けることができる。
「住まいの設備トラブル・緊急サポート」は、水まわりのトラブルや給湯器・玄関鍵の不具合など、よくある設備トラブルに基本出張料無料(回数制限なし)で対応する。
「お手伝いサービス」は、「自分だけではできない」住宅関連の困りごと、例えば重い家具の移動や、高所に設置した窓の清掃などをサポートする。サポート内容によっては一部有償となるが、年間2回までは無料で利用できる。
「クラブオフ優待特典サービス」は、企業の福利厚生補助のような、リゾート施設の割引特典などのサービスで、住宅トラブルのない会員にもメリットを感じられるようなものを取り揃えているという。
「災害対応見舞金」は、住宅が盗難などにあった際に一律10万円の見舞金を保証するサービス。
契約期間は5年間で月額1750円(税抜)。新築・既存の隔てなく、個人が所有し、所有者自身が住んでいる一戸建てが対象で、ログハウスや古民家、店舗併用住宅は対象外。および築年数25年以下であることが条件。対象エリアは全国だが、山間部や離島部の一部は対象外となる。住宅点検サービスは同社が、ほかはリロクリエイト(「住宅点検サービス」、「お手伝いサービス」)、リラックス・コミュニケーションズ(「クラブオフ優待特典サービス」)が提供する。
今回の新サービスの売上目標は、2016年度時点で会員数3万件・5億円としている。
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