LIXIL住宅研究所(東京都江東区)は、戸建てに住む既婚女性550人を対象に、大型台風やゲリラ豪雨が自宅をおそった際の対応について聞いた。調査時期は2014年8月11〜15日。
今後、大型台風やゲリラ豪雨が来た場合、自宅に不安があるかたずねると76.9%が「不安」だと回答した。具体的な不安要素は「停電などライフラインが断たれる」(63.4%)、「暴風により家屋に被害(破損)が発生する」(55.6%)、「暴雨風により窓ガラスが割れる」(42.8%)が上位に。
大型台風などの接近が予想された際に実際にほどこした対策としては「物干し竿など飛びそうなものを片付けた」「雨戸をしっかり閉めた」がそれぞれ6割弱いた。一方で、普段から準備しているものを聞くと「何も行っていない」が46.5%にのぼった。「家屋の破損・老朽している箇所のチェックと補修」を行っている人は10.5%いた。
災害対策として自宅で修繕したいところがあるかとの問いには「ある」が39.8%。修繕したい場所は「屋根」「外壁」「排水設備」「窓」「雨戸」の順に多かった。
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