LIXIL住宅研究所(東京都江東区)は、全国の既婚女性7500人を対象に行った自宅の「3K家事(きたない、きけん、きつい)」に関する調査報告を発表した。やりたくないことや依頼状況などについて調査したもの。
自宅の3K家事について、「ぜひやって欲しいと思う」31.8%と「できる限りやって欲しいと思う」56.7%を合わせると、88.5%と、多くの主婦が3K家事を夫にやって欲しいと思っていることが判明した。3Kの家事を夫にやって欲しいと回答した人に対して、「自分でやりたくない3K家事」を聞いたところ、1位は「ゴキブリや害虫などの駆除」(72.6%)、2位は「電球や蛍光灯の交換」(56.0%)、3位は「台所の換気扇の油汚れの掃除」(51.0%)であった。これに対して、「夫がやってくれる3K家事」は、1位「電球や蛍光灯の交換」(52.7%)、2位「ゴキブリや害虫がいた場合の駆除」(46.3%)、3位「エアコンのフィルター掃除」(28.1%)となっている。
妻がやって欲しい家事と夫が実際にやっている家事との比率の差の分析では、1位「雨どいのごみ取り」(33.2%)、2位「台所の換気扇の油汚れの掃除」(32.1%)となった。同社では、普段から頻繁に掃除する場所ではないため、夫婦ともにやりたくないのではとみている。
調査結果の概要
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