建築金物の総合商社、水上金属(大阪市)は、10月1日より床下地合板の撥水養生システム「天使の床下地」を新発売する。この養生システムは下地合板表面に噴霧するだけで、これまで現場職人による「粘着性フィルム貼作業」にかかっていた労力と手間をこれまでの4分の1と大幅に短縮できる。
噴霧する撥水材はF☆☆☆☆基準はもとより、日本食品分析センター試験で安全性を実証し、建て主の健康とともに作業者の安全を確保する製品となっている。
大きな特徴は、下地合板の呼吸・調湿性能が阻害しないこと。これによってカビの発生などの原因によるシックハウスのリスクを回避できる。
同社では昨年8月以来、10棟以上の現場で施工を重ねており「その養生性能の高さと作業性の良さが作業現場での高評価を得てきた」という。
設計価格は、延べ床面積30坪程度の住宅1軒分を賄うことのできる量の液剤と噴霧器のセットで24000円。全国の金物店ルートで入手できるほか、施工方法の動画や資料を専用ホームページで公開している。
問い合わせは、水上金属東京本社商品管理課、川村氏(電話03・3643・3503、[email protected])まで。
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