ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)は、住宅を購入した人の評価をもとにした住宅会社の分析指標「HOS-Index(ホーム・オーナーズ・サティスファクション インデックス)」を開発。9月18日に特許を出願した。
HOS-Indexの開発にあたり、住宅取得済み者を対象に住宅とその供給会社に対する満足度を調査。
具体的には「建物の断熱性能について説明を受けたか」「資産価値に関わる地盤の安全性について検討してもらったか」「アフターサービスに関する説明を受け書類を受領したか」といった質問を通じて住宅会社に対する充足感や安心感が得られたかを分析。さらに、条件整理から設計・施工、入居後の過程についても調査した。
これらの分析結果を用い、住宅会社が提供した商品およびサービス提供プロセスについて評価。住宅会社の生産性向上や経営効率化を検討する際にこの指標が活用できるとする。
同社は今後、会社ごとのデータ収集を進めることで、さまざまな活用方法ができるシステムを構築する予定という。
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