ビービーエンジニアリングは、コンクリート開孔の手間と資材を削減する新工法「ボイドラップ工法」を開発、このほど本格的に販売を開始した。
従来、電気や上下水道の配管の通り道を確保するために、コンクリートを打設する前に鉄筋にボイド管を設置し、コンクリートが固まった後にボイド管を取り外していた。ただ、紙製ボイド管はコンクリートと強固に接着するため、除去に時間がかかる上、ボイド管自体は使い捨てで産業廃棄物として処理する必要があった。
新工法は、芯となるボイド管や塩ビ管に、剥がしやすい「ボイドラップ」を巻きつけて使用する。剥離作業が短時間で済み、資材の再利用も可能。
ボイドラップの市場想定価格は1枚630円。
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