ジャパン建材(東京都江東区)は、取引のある工務店・建材店・メーカー3000社を対象に四半期ごとに実施している「需要動向予測調査」の結果をまとめ、2014年度第3四半期(10~12月)の見通しを発表した。
前年と比べて仕事量は増えているか、減っているかを取引先に調査したもの。
前回調査(14年7〜9月)で大幅減となった仕事量の見通しは、過半数が「減少」、約4割が「例年並み」と答え減少傾向は続くと予測した。工務店では前回よりも1.2ポイント低下の▲39.5ポイント、販売店では横ばいの▲33.7だった。
東京オリンピック開催に向け建設業界が忙しくなるなか、職人の不足・高齢化により海外に人材を求めるうごきや基礎資材の値上げ、消費税率の再引き上げなどが重なれば第4四半期の需要予測は大きな転換期になると見る。
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