相続の専門家育成をめざす相続マイスター協会(東京都千代田区)は9月、不動産、保険、金融分野の企業と協力して従業員向けに相続の専門資格取得を支援する取り組みをスタートする。
協業企業の従業員を対象に、相続に関する専門知識やノウハウの向上につながる教育研修を実施。試験をクリアした人には認定資格「相続マイスターAdvance」を付与し、プロの相続・資産管理アドバイザーの育成を目指す。
企業はこうした人材育成を通じて、提案力の向上、顧客ニーズへの迅速な対応が実現できるとする。
先行するかたちで5月、ミサワホームの営業担当者や販売代理店向けに相続税関連の研修セミナーを実施した。ミサワホームは税金対策への提案力を強化するため、今年度中に認定資格者を1000人に増やしたい考え。
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