宮城県は、一般社団法人すまいづくりまちづくりセンター連合会を通して、応急仮設住宅の「事前整理受付け」をスタートした。
同センターが窓口となって事業者による提案を受け付け、提案内容を事前整理した供給事業者リストを作成して県に提示。県がそのなかから事業者を選んで発注を行う。
提案者の要件としては、宮城県内に本店、支店または営業所を有する建設事業者、共同企業体(団体)とすることなどが挙げられている。
提案する仮設住宅については、福島・岩手のように仕様書や価格の目安は示されておらず、提出を求められる「提案シート」に義務付けられる仕様は示されているものの、自由な提案が可能になっている。価格に関しても「妥当であること」のみが明記されている。
地域の雇用や経済への貢献については、「地元の建設業者や地域材の活用、雇用の確保に配慮すること」の一文が盛り込まれたほか、「提案シート」の「施工体制」の欄でも被災者の雇用や県内企業の活用についての記入を求めることで配慮している。
受付期間は4月19日(火)から4月28日(木)。
問い合わせは同センター内「宮城県における応急仮設住宅提案事前整理受付事務局」まで。TEL:0120-122-567 (平日9:30~17:30)
詳細はこちらの専用サイトで公開。
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