プラン(埼玉県上里町)は、国内自社工場で製造した「太陽電池モジュール こむぎっちソーラーPLAN」を10月上旬に発売する。同社は、製本会社として57年の歴史を持つ企業。2012年の固定価格買い取り制度スタートによって、脚光を浴びる再生可能エネルギー市場に、異業種から参入する形。
同社ではかねてから、蓄電システムの開発や太陽光発電施工を手掛けており、今回ソーラーパネルを製造する運びとなった。同製品では、セル上の電極と集電用タブ線の接続は、従来、摂氏260度で行われるところを摂氏160度での低温接続が可能な部材を採用、セルのヒビや割れ、反りの抑制につなげた。日本の厳しい自然条件にも配慮し、耐久性に優れたEVA・バックシートでセルを表裏から保護しするとともに、4mm厚のフロントガラスとバックサポートバーによって、雪などの加重強度にも耐えうるとしている。
同社では、電気で走る小型モビリティも開発中。
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