NPO法人・緑のカーテン応援団は、東日本大震災の仮設住宅3万戸に「緑のカーテン」を設置するプロジェクトをを展開する。仮設住宅の電気使用量を軽減しながら温熱環境を改善するのが狙い。
2011年7月までに1000戸、2012年7月までに1万5000戸、2013年7月までに3万戸に「緑のカーテン」を設置する計画だ。
緑のカーテンとは、ゴーヤーや朝顔などのつる性植物を窓の外側に育て、室内に入る夏の日差しを遮る工夫。室内での体感温度を抑え、エアコンに頼ることなく楽しく快適に夏を過ごすことができる。
冷房にかかる電気代を抑制、CO2の排出も抑え、低炭素社会づくりにもつながるとする。
同NPOは小学校での啓発活動を中心に、緑のカーテンの普及を続けてきた。
今後は、資材や資金の寄付を募るともにボランティアスタッフを募集、ワークショップ形式で設置を進めていく。
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