国土交通省は9月9日、地方自治体の耐震改修に対する補助制度などの整備状況を公表した。耐震診断に対する補助制度がある市区町村は全国1741のうち1448で整備率は83.2%だった。耐震改修に対する補助制度がある市区町村は1345で整備率は77.3%だった。耐震診断の補助制度の整備率は昨年度の81.6%から微増したが、耐震改修の補助制度の整備率は77.4%からほぼ横ばい。
住宅、非住宅の別でみると、住宅は診断が微増、改修は横ばいとなっているが、非住宅では診断・改修ともに整備率が上がっている。
調査は2014年4月1日時点の状況。