輸入建材を取り扱う事業者などで構成する輸入建材事業者連絡会(IBMF)は、ドイツの「パッシブハウス」など、次世代省エネ基準よりも性能の高い高断熱住宅への関心が日本で高まっていることをうけ、「日本型パッシブ住宅スタディーグループ」を立ち上げた。連絡会内の勉強会として情報を整理し、高性能住宅への輸入建材の利用促進を図っていく。
海外の高性能住宅には、日本で知られているものだけでもさまざまな基準があり、それぞれの基準の比較などが一般の施工業者には難しい。どのような建材を使えばいいのか、わかりにくい側面もある。
こうした問題を解消するために、建材供給者の視点から情報の整理を行い、いろいろな輸入建材の採用を促していく。今後、グループ内で性能の表示方法などを整理し、わかりやすい情報提供のあり方などを検討していく。
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