若手の建築士や研究者の有志でつくるNPO法人「team Timberize(チーム・ティンバライズ)」は、2020年東京オリンピックのために新たに建築する施設の木造化を提案する企画展「Timberize Tokyo 2020」を9月5日(金)〜15日(月・祝)まで東京青山のスパイラルガーデン1階(港区南青山5−6−23)で開催している。
会場では、2020年東京オリンピックのために今後建築される競技施設や選手村などを具体的に木造化した模型を製作し展示。実物大の木造スタンドや、2000年以降に建てられた100の木造建築物模型なども展示する。
開催時間:11:00〜20:00(会期中無休)。入場料無料。13日(土)、15日(月・祝)の14:00〜16:00まではトークセッションも予定されている。詳しい問い合わせは同会(03−5369−4090)まで。
2000年建築基準法改正により木造の耐火建築が建設可能になったことを契機に、都市木造化の道が開かれているが、社会の認知不足や木造建築の設計に長けた人材不足などにより、木造化が進んでいない。同NPOは2009年に設立し都市木造化推進の活動をしている。
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