LIXILグループで住宅建築のITサービスを提供するK-engine(東京都新宿区)は、同社の提供する住宅建築業界向けプラットフォームサービス「K-engineサービス」を公共性のある産業インフラに育てていくため、同プラットフォームの推進協議会を年内に立ち上げる。10月に準備会を発足する。
協議会は、コンテンツ部会、技術部会、サービス部会の3つの部会で構成。新しいプラットフォームの改善や普及を進めていく。
9月4日時点の賛同企業はインターネットイニシアティブ、全国中小建築工業団体連合会、福井コンピュータアーキテクト、フューチャーアーキテクト、リブ・コンサルティング、LIXIL。
K-engineは、産業革新機構を割当先とした第三者割当増資を実施。機構の出資額は約20億円。出資比率は機構が約36%、LIXILが約64%となっている。今後、プラットフォームのオープン化を進めるため、LIXILは出資比率を50%を下回るまで落としていく考え。
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