桧家ホールディングス(東京都千代田区)は、企画型住宅「スマート・ワン」のフルモデルチェンジを行なう。今後の住宅市場を見据えて、同社の子会社である注文住宅販売会社7社とFC加盟店が、土地なし一次取得者への提案を強化するうえで中心となる商品。
今回のリニューアルでは、北道路対応プランや狭小間口対応プランを中心に、間口2.5間~6間までの想定される間取りプランを作成、84プランとした。道路斜線や北側斜線にも対応できるよう、設計ルールの大幅な改定も行っている。ソーラーシステムとHEMSを標準装備とする「e-マネ」プランでは、ソーラーの10kw以上への大容量化にも対応可能とした。オリジナル洗面ドレッサー」が標準で付くプランを増やすなど既存プランの見直しも行われている。
同社は昨年から土地なし一次取得者向け施策として、自社分譲地の積極的な取得と販売を行なうとともに、「スマート・ワン」のモデルハウス「街スマ」を展開。「街スマ」と「OB宅」の見学会「スマート・ワンDAY」も開催している。「スマート・ワン」をリニューアルし、柔軟性を持たせることで、更に販売を推し進めていきたい考え。
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