エヌ・アンド・シー(東京都港区)はこのほど、関東在住で20~59歳のビジネスパーソン2000人を対象にした「防災都市づくりに関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月8~1日の4日間、モバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により行った。
最近1年間で不安を感じた自然災害について聞いたところ、「地震」76.5%が最も多く、「ゲリラ豪雨・集中豪雨」58.7%、「落雷」41.9%、「台風」39.5%、「猛暑」37.0%と続いた。
将来身近に起こることが不安な自然災害では、「地震」が89.2%でダントツだった。
また、首都直下地震が起こった場合、身近な被害として不安なことを聞くと、「建物の倒壊」82.8%、「ライフライン(電気・ガス・水道)の停止」78.8%、「交通機関の混乱」65.4%が上位に。
住宅選びの際に防災面では何を意識するかという問いには、「耐震性に優れた住宅を選ぶ」77.5%、「耐火性に優れた住宅を選ぶ」70.9%、「地盤の固い地域に住む」61.0%が続いた。
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