エイム(埼玉県川口市)は9月1日、地震・津波・竜巻が発生した際の住宅被害を抑制するため、外壁の外側から設置できる後付けホールダウン金物「かぞくまもる」を発売する。
基礎・柱を緊結し「ホゾ抜け」や「分離」を防止。固定しすぎると力が1カ所に集中してしまうため、高圧縮ウレタンゴムとハイテンションスプリングを緩衝材に使い、衝撃をソフトに吸収しコントロールする。実験では、最大4.5トンの柱の引き抜き力に耐えることを実証した。
施工時に壁を壊す必要はなく、穴径が小さいビス止めにより、外壁・柱への負担を最小限にとどめる。ジョイント部・基礎コンクリート部に取り付けるボルト・ナットはさびにくいステンレス製。カバーは4色。
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