国土交通省が10月29日に発表した9月の新設住宅着工戸数は、前年同月比17.7%の7万1998戸だった。4ヵ月連続での増加。季節調整後の年率換算値は83.7万戸で、高い水準とはいえないものの、前月を上回った。4ヵ月連続で改善した。
形態別でみると、持家は同12.9%増の2万7670戸で、11ヵ月連続でプラス。分譲住宅も改善傾向が続いており、戸建てが20.5%増の9485戸、マンションが124.8%増の1万524戸だった。貸家も2.2%増の2万3696戸と、2ヵ月連続の増加だった。
同日発表された、着工動向の目安となる9月の建築確認の交付件数は、一般的な戸建て住宅など小規模な建築物が対象の4号建築物が14.7%増の3万4948件、それ以外の建築物が15.4%増の1万3409件だった。
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