零SPACE(大分県別府市)は8月18日、工損調査などで貼って使うクラックスケール「Hurry(ハリー)」を発売した。色付きで見やすく、亀裂の生じている箇所に直接貼ることができ、写真撮影が容易。入隅や曲面にも貼りやすい柔らかな素材で、耐水性、耐久性にも優れ、繰り返し使える。
工損調査では、亀裂の調査が多くを占めており、既存の亀裂を記録しておくため、クラックスケールと亀裂を合わせて撮影し、記録に残す。従来の金属製のクラックスケールを使用した調査では、スケールが見えにくい、目印をつけた後スケールを合わせるのに手間がかかるうえ、撮影時にスケールを持つ人が必要という難点があった。
家屋の内部の調査では、プライベートな部分にも立ち入ることから、少人数でのスピーディーな調査が求められる。
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