東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が8月11日発表した7月の月例速報によると、首都圏の中古マンション成約件数は、前年同月比14.6%減の2532件だった。4カ月連続の2ケタ減。中古戸建て成約件数も同15.3%減の910件で、6カ月連続で減少した。
マンション成約件数はすべての1都3県すべてで2ケタ減だった。「首都圏全般に取引の減速傾向が顕著となった」としている。面積あたりの成約単価は前年比では千葉県を除く各地域で上昇した。
戸建て成約件数は千葉県を除く全地域で減少。都区部や埼玉県、横浜・川崎市では半年以上にわたって減少している。成約価格も東京都や埼玉県では前年比・前月比とも下落。
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