内閣府が8月9日発表した農山漁村に関する世論調査結果によると、現在「都市地域」または「どちらかというと都市地域」に住んでいる人の約3割が農山漁村地域に定住してみたいという願望があった。特に20代で田舎暮らし願望を持つものが多かった。
2005年11月実施の前回の調査結果と比較すると田舎暮らし願望が「ある」と回答した人の割合は、20.6%から31.6%に上昇した。性別では、男性が「ある」と回答する人の割合が高かった。
年齢別の割合は、20代が38.7%と最も高く、40代の35.0%、60代の33.7%と続いた。定住に際しての要望では、「医療機関(施設)の存在」を挙げた人が68.0%(複数回答)と最も多く、次いで「生活が維持できる仕事があること」の61.6%だった。
調査は今年6月に実施。
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