高断熱住宅建築・資材販売などを行う北洲は、潜熱蓄熱材を含有させた内装塗り壁材「エコナウォール25」を7日から発売する。
製品は、潜熱蓄熱材(PCM)とせっこうプラスターを混合させた塗り壁材。マイクロカプセルに内包された潜熱蓄熱材が夏室温が上昇すると熱を吸収し、冬室温が下がると熱を放出することで、室内温度を一定時間25度に保つ働きにより年間の冷暖房エネルギーを低減する。
熱損失係数1・3W/m2Kの住宅では暖房費を40%削減することも実証されているという。また蓄熱材を混合させたせっこうプラスターにより冬の過乾燥や夏のジメジメ感も軽減できるという。
モルタルの9・3倍の蓄熱容量(35・5MJ/m3)の「エコナウォール25S」と、モルタルの4・7倍の蓄熱容量(19・8MJ/m3)の「エコナウォール25B」の2タイプ。価格はSタイプが1袋(15kg・7〜8平米施工可能)40,000円(税別)。Bタイプが1袋(15kg・5〜6平米施工可能)28,000円(税別)
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