ポラスグループ(埼玉県越谷市)が主催する学生を対象とした木造住宅のデザインコンペ「ポラス学生・建築デザインコンペティション」の公開審査が8月5日、越谷市内のポラスグループ社屋内で行われた。最終選考に残った5作品の提出者が公開でプレゼンテーションを行い、審査委員の質問などに応じた。最優秀賞には、高齢者の居住問題を共生で捉えることを試みた東京芸術大学大学院の杉山由香氏と東京電機大学大学院の藤井健太氏による提案「じじばばシェアハウス」が選ばれた。
同コンペは、建築系の大学院、大学、高等専門学校などに在籍する学生を対象に木造の住宅に関する作品を募集。今回のテーマは「自立型の共生」。応募総数は458件。
主催者としてあいさつしたポラス代表取締役の中内晃次郎氏は、「これを機会に学生の皆さんが木造住宅・木造建築業界に興味をもってもらい、木造文化を広めていってもらいたい」とあいさつした。
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